バフェット―「米国株式会社」を動かす男
バフェットで勝つ―あなたの資産運用のために
前までは怪しげなチャート分析や推奨株リストを根拠もなしに並べるかトンデモ本ばかり並んでいたように思っていたのだが、さすがにビッグバンも進んで賢い投資家が増えてくると(というより賢い投資家しか最近のIT株式の下落に生き残れなかったのか(笑))、まがい物は売れなくなるものと見える。
しかし、この本は「バフェット」を題名に冠しているがその内容にはバフェットの投資法と相容れないものを含んでいる。
例えば、バフェットは自分の理解できない分野の銘柄には決して手を出さないが、彼は将来性がその時点ではバラ色だったIT関連株を推薦し、(P355~P358)。投資しなければ「人生の敗者になる可能性にある可能性もあると強調しておきたい」とまで言い切っている。この本の執筆時点で(2000年)この著者はITの将来について正しく理解していない。
バフェットの投資について学ぼうと思う人にはもっと優れた著作があり、この本を買うメリットは全くない。逆に「自分はバフェットの投資学について充分学んだ」と思う人にとってはこの本を買って、自分の理解度を試し、なぜこの著者が失敗したかということを反面教師にするのが良いだろう。
それにしても最近この著者についての噂を聞かない。(HPは閉じられているし)一体どこで何をしているのだろう。
値段並の価値
本書は史上最高の投資家ウォーレン・バフェット氏の投資法に関して、日本人が書いた初めての書籍と言う触れ込みです。内容は、主に二つの部分に分けられ、全体8章のうち、7章が『バフェット投資法』に関するもの、それ以外の第六章『日本株への投資-バフェット投資法は通用するか』一章が、前記を応用し日本株に当てはめるというもの。
主要部分、『バフェット投資法』分析は巻末、参考文献に載っている二冊(『バフェットの法則』ジュニア ロバート・G. ハグストローム)と(『ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ』ジャネット ロウ)から、適当に抜粋した内容に近い。日本株への応用部分は、著者のフィルターを通してた投資法になってしまっていて、役に立ちにくい。分析対象銘柄はソニー、NTTドコモ。
良く纏められている部分もあり、値段も2冊買うより安いといえるが、ネタ元の本を買った方が良いだろう。
株式投資の王道とは?
ウォーレン・バフェットという人物はテクニカル分析を排除し、ファンダメンタル分析のみで企業の価値を分析し、価値有りと踏んだ企業の株を長期的に保有することによって巨万の富を得たことで有名です。一般投資家がバフェット氏の投資スタイルを参考にすることは極めて有意義だと思います。なぜなら、一般投資家は利益を確定させることに焦ってしまい、本来の資産運用という目的から遠ざかり、いつのまにかギャンブルになってしまう傾向が強いからです。それにしても、私のような「ギャンブラー」にとっては長期投資は精神的に苦行とも言える投資スタイルですが、これができるバフェット氏は、なるほどやはり只者ではないと思わせるものがあります。
賢明なる投資家 - 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法
著者はこの本の中で、投資家と投機家について、「投資家と投機家の最も現実的な相違は、その人が市場変動に対してどのような態度で臨むかという点である。投機家の最大の関心事は、株価の変動を予測してそれによって利益を得ることである。投資家の最大の関心は、適切な価格で取得して保有することである」と定義している。本書が対象としているのは投資家(investor)であり投機家(speculator)ではないので、はじめから、市場でトレーディングする人々は読者として想定されていない。
あくまでも本書の目的は、「投資戦略を決定したり、それを実行に移すための手法を投資の初心者にも理解できる形で示すことにあり、貯蓄を主目的とする人々と投資家の双方に対し、債券や株式といった有価証券への投資に回そうと彼らが考える資金の運用について、大きな過ちを犯すことのないよう導き、不安なしにいられる投資方針を作り上げる」一助となることで一貫している。証券分析についてはあまり触れず、主として投資の原理や投資家のとるべき姿勢など賢明な投資家になる方法を紹介している。具体的には、詳細な分析に基づき、元本を保全して、適切なリターンをあげる投資に徹すること。投機を避け、ポートフォリオの運用方針を単純化(優良債券の購入および優良企業の普通株への分散投資)することの重要性などを強調している。
そして、株価と株式の本質的価値の差である安全域の原則を確固として守った投資アプローチをとることで、十分な投資収益を得ることが可能である、というきわめてシンプルな投資哲学を展開している。(増渕正明)
十分な安全域を求めて
「大きな安全域が存在すれば、将来的な収益が過去のそれを大きく下回ることは無いと考える根拠となり、投資家は業績の変動から自からが十分に守られていると考えることができるのである」。
この本を買っている方の多くがそうではないかと推測しますが、バフェットが師と仰ぐ人の本ということで買いました。実に幅広い銘柄についてかなり詳細に分析し、様々な教訓を引き出しています。バリュー投資の古典的な教科書といえるでしょう。
ただ、間違いなく良い本なのですが、扱われている例がかなり古いので、これを追いながら読むのはちょっとしんどかった。購入を考えている人はその点については事前に覚悟した上で買った方がよいでしょう。
株式投資の基本
アメリカの株式について、分析法、株式選択法、
歴史、リスク、他企業との比較など
本当に基本となる事が細かく綴られています。
テクニカルや短期売買を解説した本ではないですが、
株式投資を始めるに当たりぜひ読んでおきたい本です。
ただ、内容が1970年代中心なのとアメリカ市場での
事なのでそっくりそのまま今の日本市場に当てはまらないと思います。
新しく購入するならば「新賢明なる投資家」の方が、
ジェイソン・ツバイク氏の現代に合わせた注釈もついている
らしいのでそちらの方がお勧めかと思います。
また、財務諸表や貸借対照表の話も出てくるのでこれらの
基本的な知識があった方が、スムーズに読めると思います。
債券価値
安全域・株式の魅力等は他の方がコメントしてくださっているので割愛。
デフレ対策・経済圏分散・配当金・換金性、資産に安定性を与えてくれる債券の価値を再認識させられました。不動産と比べてみてもお互いの長所・短所を考えると一概にどちらが優れているとも言えないように思えます。
資産の25%でも組み込むとかなり精神衛生的に良い結果をもたらしてくれると思います。
※安全域で補足。割安にも割安の相場が存在します。ただ安いというだけで飛び付くのではなく、通常の割安値よりも更に割安の時に所有権を購入したほうがよいと思います。(私のようにすぐに飛び付くのではなく)
バリュー投資の教科書
いわずと知れたバリュー投資の教科書です。
内容は非常にすばらしく、かの有名なウォーレンバフェットの先生であることもよく理解できる内容です。
だいぶ古くに執筆された本ですが、現在でもその投資哲学は見劣りするどころか、これ以上のものは無いと思います。バリュー投資を目指す方には必読書であること間違いありません。
しかしながら、内容は相当難解な部分も多く、初心者がはじめから読むには不向きかも知れません。
じっくりと時間をかけて何度も読む覚悟が必要です。
古典
いわゆる「バリュー投資」、つまり、企業の価値と株価との乖離に慎重に着目して割安な企業の部分的な所有者になる方法の古典です。
大昔の本(30年近く前に著者が死去)であり、さらに、アメリカにおける具体例の記述が多いこともあって決して読みやすい本ではない。そのため、表面的なことを学びたいのであれば「バリュー投資」と名がつく最近の書籍のほうが手っ取り早いでしょう。ですが、根気よく勉強する意欲がある人にはこの本をじっくりと読むことを薦めます。なんせ、現在でも通用する優れた古典ですから。
じっくり読む気がない人にもバフェットによる補遺(ここは読みやすい)を読むことは薦めます。
図解 株で億万長者になる!「バフェット式」投資ノート