ウォーレンバフェット有名な株式投資家

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11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業 11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業
田口智隆   フォレスト出版   フォレスト出版  
経済超入門書つまり初心者向け
大富豪ウォーレン・バフェットの「とても小さなエピソード」に交えて、お金や投資について極々初歩的な経済知識を紹介した超初心者のための入門書です。

これを読む人の求めているものや今現在の知識によって評価はわかれることでしょう。
漫然とサラリーマン生活を送って、投資やお金について考えたこともない人にとってはホホウと思うこともあるでしょう。
一方である程度投資やお金について知識のある人にとっては復習ぐらいにしか役には立たないでしょう。

バフェットが幼少の頃から表していた投資家のおもしろエピソードも求めているのならきっと他の本を選ぶべきです。
お金の初心者にお勧めの入門書
あの「1Q84」を抑えて、アマゾンで総合首位にたったというベストセラーです。

題名にもあるように、私たちが最も尊敬する投資家Warren Buffet (ウォーレン・バフェット)の生い立ちをなぞりながら、ビジネスや投資、税金、保険といったお金に関する広範なトピックについて解説されています。

文章は非常に容易で、今までお金について勉強したことがない、何の予備知識がないという方が、最初にお金について勉強する時に初めて読む、入門書として非常に面白いと思います。

自分には難しい、行えないと思ったとしても、各章ごとに「バフェットは6歳でビジネスを始めました」、「バフェットは11歳で株式投資を始めました」と、必ずその章のトピックをバフェットが何歳で始めたかが説明されているので、大人の自分に出来ないはずがないと奮起しながら、最後まで一気に読めるようになっています。

私たちもセミナーを設計する上で、最も苦労するのがレベル1の入門編です。お金に関して大人になるまで何も勉強しない人がほとんどの、世界から見て特異な状況にある日本において、このような分かりやすいお金の入門書が次々と出てくることが望まれます
「著者はお金のプロ」
この本はその効果的なタイトル『11歳のバフェットが教えてくれる』で売っているとしか思えない。この本からバフェット哲学の本質は見えてこないし、何よりも内容が入門的すぎる。まったくお金の知識がない人向けだ。しかし、この内容で印税を稼ぐ著者は、まさにお金のプロであることは間違いない。
「経済」に苦手意識のある女性にお勧め
この本は、バフェットを全く知らない人(例えば経済の苦手な女性や学生さんに)にお勧めな本です。

経済というと難しい気がしますが、この本は「世の中のお金の流れ」また「どんな人がお金持ちになるのか」、そんな点を簡単にかつ楽しいエピソードをもとに書いてあります。

私としては、新聞も読む気がしない友人にプレゼントしたい1冊です。

初心者にはこれを読むことで、ちょっと世の中のお金の仕組みが分かったような気持ち(優越感?)になり、嬉しくなると思います。

この本は、お金のことや経済の勉強をしたかったけど今まで難しくて躊躇していた人に
楽しく学ぶ『きっかけ』を与えてくれる本だと思います。
準備体操をするための準備体操!
準備体操をするための準備体操
世界一の投資家、ウォーレン・バフェット
彼の少年時代の逸話を題材に
お金と経済の仕組みを解き明かしていきましょう、という本です。

そもそもお金とは何ぞや、というところから始まり
株、投資信託、税金、保険などについて軽く触れられていきます。
本を開けば一目瞭然ですが、文字数が少ない贅沢な作りです。
ページ数の割りにさらさら読めます。

この手の本を何冊か読んだことのある人にとっては
ちょっと退屈な本かもしれません。
ですが、ですがお金や経済のことをちょっと知りたいなと
思う人にとっては最適な入門書!

意地の悪いことを言えば、巻末に
お金について学ぶためのお勧め本リストが載っていますが
それを読んでもらうための、促販本とも言えなくもないかも。

読んでからの一言
良くも悪くも、入門書を読むための入門書といった感じ。

字幕版DVD ビルゲイツとバフェット 字幕版DVD ビルゲイツとバフェット
ビル ゲイツ   日本経営合理化協会出版局   日本経営合理化協会出版局  

マンガ ジム・ロジャーズ ―冒険投資家に学ぶ世界経済の見方 (講談社+α文庫) マンガ ジム・ロジャーズ ―冒険投資家に学ぶ世界経済の見方 (講談社+α文庫)
森生 文乃   講談社   講談社  
バフェット編が面白かったので、買いました
車での世界旅行を中心に描いているので、マンガという表現手段に向いている内容です。バフェット編はいろんな書き物から拾って書いてあるようでしたが、このジム編の方はどうやら本人からも直接コメントをもらっているようです。

投資ということをさておいても、近年の世界各国の動向や現状を簡単に知るには役立つと思います。例えば、ブラジルについて、これから資源が世界的に不足するから豊かな資源と農産物で成長する有望な国と見ている反面、工業などの産業の成長については疑問符をつけているところは鋭い。韓国の有力な輸出産業については今だに国が過剰な保護を続けていることで守られている背景がある点を厳しく見ている。インドについてもIT立国という世界から賞賛されている姿とは裏腹に小学校を卒業する人が実は半分にも満たない点を問題視している。あと、日本のお寿司屋さんでのエピソードは日本人の国民性の一端を示していて笑った。私の知り合いの外国人も、アイスクリーム店で似たような経験をしたことを話してくれたことがある。確かに少し変な注文かもしれないが、明らかに簡単にできることをきちんとした説明も無しに杓子定規に断る態度は外国人には不思議に映るのだ。

それにしても、世界にはインフレや賄賂や官僚主義に可能性を蝕まれている国がいかに多いか、本書を読んで改めて考えさせられた。
ジム・ロジャーズ氏への興味と、氏の著作へのきっかけとして最適だった。
冒険投資家と呼ばれる、ジム・ロジャーズに興味を持ったので、一冊目として読んでみた。
マンガなので、軽く読み進められたし、氏の行動力、有名になった世界旅行のことも色々知ることができた。
この本をきっかけとして、ロジャーズの著作のほうに、進んで行こうと思った。
そうしたきっかけの一冊として、この本は薦められる。
入門編としていいですね
マンガなのでたしかにわかりやすい。
分量の問題で各国について突っ込んでの分析はありませんんが、
エッセンスは詰まっていると思います。
世界をどう見るか、視点の持ち方が参考になりました。
とても分かりやすいです
黄色いベンツでの世界一周記は、文庫本(日経ビジネス人文庫)からも出ており定評があります。
ジムロジャーズが、危険な目にも会いながらも奥さんと世界一周を達成する記録で、体験して感じたことを重視する彼の投資に対する考え方が分かる、そして、何よりも冒険記として大変すぐれた本だと思います。

ただ、その本には、地図がありません。
私の場合、アフリカ等どこにある国か分からない国については、世界地図を片手に読んで行きました。

一方、このマンガ文庫本は、上記世界旅行の抜粋本とも呼べるものですが、とてもよく出来ていると思います。
要所要所に地図が出ており、今どこにいるのか把握できますし、章別にマンガ部分を補足するページもあり、巻末にはジムロジャーズの国別コメントが表にまとめられていたりと、この本だけで、ジムロジャーズの冒険の醍醐味や、投資哲学に触れることが出来ます。マンガにもクセがなくとても自然に入って行けます。

最後の部分で、奥さんに子供を生もうと話かける所は感動的です。

まず、このマンガ本を読んで全体を把握してから、文章本に進んでもいいと思います。
同じマンガシリーズで、ウォーレンバフェットについて書かれた本もお勧めです。
全然おもしろくありませんでした
マンガとしてとらえれば、この内容で良いのかもしれません。

しかし、ジムの考え方や、物の見方がかなりマンガというフィルターを通して描かれてあるので、これでは伝わりません。
ストーリーは、先に刊行された「ジム・ロジャーズの世界大発見」なのですが、肝心な所がかなり端折られています。
作者が女性なので内容も、少女マンガに仕上がっています。
(好みにもよりますが・・・)

本当にジム・ロジャーズの物の見方を知りたいのなら、単行本の「ジム・ロジャーズの世界大発見」や「商品の時代」を読むべきでしょう。

かなりふざけた内容にガッカリしました。

世界一シンプルなバフェットの投資 世界一シンプルなバフェットの投資
ジェームズ・パードウ   アスペクト   アスペクト   中島 早苗  
投資のあるべき姿を体現
投資(投機?)に興味があったので読んでみました。
世界でもっとも有名なウォーレン・バフェット氏は、いったいどんなことを考えて株式投資をしているのか、少しでも参考になれば・・・と思って読みました。
テクニカル原理主義者の私ですが、これは参考になった/ならない、という次元を超えて、心に響くものがありました。


■ほんとにシンプル!ファンダメンタル一筋
要約すると本当にシンプルです。

 ・成長を確信した株を割安で買う

売りは?と思うのですが、売りは基本やらないみたいです。
利益確定したら、すぐにでも利食いしないと気が済まないテクニカル原理主義者は一読すべきかもしれません。(ちなみに私もテクニカル分析の方に傾倒しています)


■本来投資とはどうあるべきか
バフェット氏は、投資とは本来どうあるべきか、ということを体現しているのだとうことがわかります。そして、それが単なる理想論ではなく実際に莫大な利益を上げているところがすごいですね。
資産の殖やし方
 株式投資をする上での基本中の基本を述べています。
 
 1.優良企業の株は手放さない。
 2.株を買う前に会社の基本情報を調べる。
 3.株は価格が上昇するものであって、事業内容を把握する。
 などなど。

 これ以上書くとネタバレになりますが、要するに著者は株を買うのではなく、企業を買うとも述べています。

お金持ちになるためのバフェット入門 お金持ちになるためのバフェット入門
三原 淳雄   ダイヤモンド社   ダイヤモンド社  
まさにバフェット入門
タイトルはバフェット入門とあるけれど
バフェット関連本の中では一番、理解しやすいのではないでしょうか?
入門なのだから当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
よくバフェットを知らない人が誤解しがちなのが「バフェットの言う素晴らしい株を見つけるのは難しい」と言う類かもしれません。
でもよくよく考えてみるとバフェットの好む銘柄は大抵が生活に密着した身近な企業である。
つまり庶民株なのだ。
そして本を通じてバフェットから学べることは特別に難しいものはなくて考えてみれば当たり前な話ばかりである。
そう思えるなら投資を難しくしている原因は投資家本人が株式投資を難しく考えているから、そう「見えるだけ」なのかもしれません。
自分の投資スタンスを振り返るために読むと有効(非テクニカル派の方)
バリュー投資(割安株投資)入門として非常にわかりやすい。「インデックス投資」や「フォーカス投資」など、ポートフォリオについても触れられている点が評価できる。
ROE、PBR、EPS、PERなどの基本的な指標についても、簡単な説明があるため、株式投資を始める人にも参考になると思う。バフェットが好んで投資している各銘柄の業績や指標について、解説があるとなお良いと感じた。
株式投資
株式投資に対する心構えと投資哲学にとても感動しました。株は、買う株の会社ことを、
よく調べ、買うタイミングを逃さず、相場や経済の動きに注意し。。。とてもわかりやすい本ですので、おすすめします。

バフェット投資の真髄 バフェット投資の真髄
ロバート・G・ハグストローム   ダイヤモンド社   ダイヤモンド社  
   本書は、ビル・ゲイツと並ぶアメリカの大資産家、ウォーレン・バフェットとその投資手法について書いたものである。単にバフェットを礼賛した本ではなく、冷静な視点で偉大なる投資家とその手法を分析している。

   本書の第1章~3章では、グレアムやフィッシャー、マンガーとの出会いに始まり、バフェットがいかにして投資家としての能力を身につけていったのかが克明に記録されている。3人の投資理論のエッセンスを手っ取り早く学ぶ良い機会ともなる。

   第4章からは、バフェット流投資術の秘密に迫る。12項目にわたるバフェットの原則と、それを当てはめて成功したコカ・コーラ社への投資例が紹介されている。さらに、第5章ではバフェットが行ったフォーカス投資とその是非について、第6章では「ポートフォリオを構成する銘柄数を少なくしていくと、市場の収益率よりも高い収益率を生む確率が高くなる」というフォーカス投資の有効性を裏づける興味深い分析結果も示されている。

   第6章までを読めば、バフェットの投資理論のエッセンスは理解できるが、本書はそれだけでは終わらない。理論を実践するには強靭な精神力が必要だ、ということで、バフェットやマンガーの言葉を引きながら投資において重要な心理的側面が語られているのである。

   そして、第8章では、バフェットが挑まなかったハイテク産業にバフェットの原則を応用する試みがなされ、さらに今後訪れるチャンスについて言及されている。優秀な投資家であり経営者、バフェットについて知りたい人はもちろん、バフェットの投資理論を実践に生かしたい人にとっても有意義な1冊である。(土井英司)
僕の読書目的には不適当でした
訳文がいかにも翻訳調で、なんども睡魔に襲われました。この程度のページ数なら1〜2日で読破するんですけど、この本は5日もかかりました。
この本は、投資参考書でなくバフェット氏の人物論だと思います。バフェット氏の研究には良いかもしれませんが、読後すぐに投資に役立つとは考えにくいです。
ですから、投資に対する考え方を学びたいという意図で読むのであれば、ちょっと遠回りすることになると思います。
僕は自分の投資方法や考え方を再点検するために、この本を手にしたのです。
その読書目的からは失敗だったと思います。
しかし、バフェット氏の人物像を知りたいという意図なら☆5個だと思います。
バフェット氏について幅広く書かれた良書
この本はタイトルが「バフェット投資の真髄」ですが、内容は
バフェット氏の生い立ちから彼の一般的な投資哲学はもとより
彼に多大な影響を与えたとされるベンジャミン・グレアム氏
などの紹介から、巨額投資したコカ・コーラ社の歴史と背景、
彼のバリュー投資に対極するモダン・ポートフォリオ理論に関する
解説、同じ投資スタイルを持つビル・ミラー氏などの紹介、
株式投資に関する心理的な面までとても幅広くしかも
詳細に書かれています。バフェット氏に興味を持たれた方で
まだ彼の著書を読んでいない方には特におすすめです。
ただバフェット氏の投資に関する実践的な内容が知りたい方は
「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」の方がよいと思います。



要旨だけでないところがおすすめ
この本は要旨の部分は灰色で明記されています。しかし、具体的な例や、場合によっては数値も、本文には載っています。また、バフェットという人についての認識を書いている本でもあり、アメリカの長者番付でも上位になる投資家はどういう人であるかを見ていく本として有効と思います。
オーナーとしての視点
バフェットの1年の成果はどれだけ株価が上昇したかではなく、
その会社がどれだけの収益をあげられたかであり、
投資目的は10年後のオーナー利益(営業CF−投資CF)を最大化にすることだそうです。
今までの投資でそんな考え方をしたことがありませんでした。
バフェットのような長期投資を考えている人には、「価値」のある本です。

バフェット本の決定版
これまで出ているバフェット本の中で1番読みやすく、投資の王道が理解できる最良の教科書だと思う。
”選び抜かれた企業の株を、長期間フォーカス(集中)投資する”。投資家はこの言葉を心に刻み、証券分析(株価分析ではない)行っていかなければならない。
個人的に、この本と『億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術』を読めば哲学と実践、両方十分に学べると思う。


図解 株で億万長者になる!「バフェット式」投資ノート 図解 株で億万長者になる!「バフェット式」投資ノート
イーストプレス   イーストプレス   三原 淳雄  
わかりやすい
 この本を読んで即実践というわけにはいかないですが、その他のバフェット本やバリュー投資本を読む前に読んでおけば頭にすんなり入ってくるのではないでしょうか。

 バフェット本を読み尽くしたという方も、一度まとめの意味で目を通してみるのも良いかと思います。

 バリュー/バフェット本の一番最初もしくは一番最後に是非!!
投資ノートという名のノートのような本
読みやすい本です。各見開きページが一つ一つの章立てになって講義ノートを見るようなとっつきやすさが特徴の本です。イラストも多用されています。
で、学生時代に誰もが経験した、借りてきた講義ノートで勉強したのにそっくりな読後感。さっと読めて、全体をカバーしているのですが、結局のところ一夜漬けの理解を超えられません。本当に講義の内容が知りたいときは、時間をかけてもうちょっと内容の詰まった本を見たくなります。株式投資にバフェットの立場の要約を知りたい人や、すでにバフェットの本を読んだ人が自分の中で整理するのにちょうどいい本だと思います。
バフェット本はこれ一冊でO.K.
株式投資でマイクロソフトのビル・ゲイツに次ぐ世界第二位の富豪となったウォーレン・バフェット。その投資哲学・戦略については、多くの本が出ていますが、本書はバフェット本の翻訳等で著名な経済評論家・三原淳雄氏監修のムック本です。

一見、株式投資の初心者向けの本の様ですが、奥が深い内容となっています。

いずれも、いろんな本・雑誌に登場するものではありますが、彼の哲学・言葉の一端をご紹介します。

「買うのは企業。株ではない」
「10年持ち続ける覚悟がないのなら買わないほうがよい」
「株を買った翌日から、長期にわたって市場が閉鎖されてしまったと想像してみる」
「重要なのは自分の土俵で勝負すること。それも、どれだけ広いかが大事なのでなく、どれだけはっきりとした土俵の円を描けるかである」
「いいものは、いくら持っていていい」(集中投資せよ!)

ちなみに、まだバフェット本人が書いた本はありません。ご存命のうちに書いてもらいものです。

「バフェットの銘柄選択術」を骨抜きにしたものだが、とっつき易さの利が少しある。
本書より先に「バフェットの銘柄選択術」を読みましょう。簡潔に評価するとこれだけなのだが、もう少し親切に書いてみる。と言うのも、「銘柄選択術」の出版前なら推薦できる内容だからである(Intro.の「ライブドア関係報道の受け売りを書いてみました」は除く)。

基本的な体裁は「ページ数少なめで絵が沢山のバフェット本ダイジェスト」です。元ネタの主要な部分は「バフェットの銘柄選択術」だと評者は感じました。「銘柄選択術」は「分かり易く高度なHowTo本」であるために「Why」の割合は低めである。これに対して本書は「Why」に関する記述の割合が高いが、それでも銘柄選択術に書かれている「Why」を越えるレベルではない。読みやすさに関しても「銘柄選択術」が素晴らしいので、ページ数を抑えたところで大きな利点にはなっていない。本文は細かな部分を除いては悪くないんだけどね。

ナポレオン・ヒルの哲学を読み解く52章 ナポレオン・ヒルの哲学を読み解く52章
カレン・マクレディ   日本実業出版社   日本実業出版社   藤沢 将雄  
みんなナポレオン・ヒルを知っている。
ナポレオン・ヒルの成功哲学については、もう知ってるって方や、『思考は現実化する』を20年以上前に読んで、自分の経験としてヒルの言っていることを体験してきた方々にはたまらない一冊。ここ2、3年の間に読んだ自己啓発の本の中では一番良い。
悪くない本ですが
「思考は現実化する」についてテーマごとに簡単な解説と近年の具体例(ヴァージングループやダイソン等)を載せた本です。解説は分かりやすいし、具体例もなるほどと思わせるほどのものがあります(ただし分量は1件あたり1,2ページくらい)。
 しかし星3つとした理由は以下のとおりです。
・「思考は現実化する」の訳書が比較的容易に手に入る(きこ書房版についての評価が分かれているのを別として)ので、この本を買わないと「思考は現実化する」の内容に触れられないわけではない。
・著者はこの本を手引書として位置付けているが、どうせなら解説抜きで、具体例をもっと取り上げてほしかった。
・帯にワタミ創業者の推薦文があったが、これはこの本に対するものなのか、「思考は現実化する」に対しての賛辞なのかよくわからない(ワタミ創業者が「思考は現実化する」を最近知ったとは思えない)。
 まあ悪い本ではないので余裕がある時や「思考は現実化する」について興味がわいたときに買う本かなと思います。

最高経営責任者バフェット~あなたも「世界最高のボス」になれる (ウィザードブックシリーズ) 最高経営責任者バフェット~あなたも「世界最高のボス」になれる (ウィザードブックシリーズ)
ロバート・P・マイルズ   パンローリング   パンローリング   木村規子  
稀有な経営者としてのバフェットを語る膨大なインタビュー
読めば経営者としてのバフェットの凄さを思い知らされるであろう一冊。バークシャー傘下の企業のトップの経歴やインタビューをまとめたものである。執筆にあたっての力の入れ方や文章の上手さも申し分ない。

経営に干渉しないとか、安く買うとか、事業資質の良い企業を買うとか、そのようなことだけなら他でも色々言われている。本書がとくに際立っているのは、「優秀な経営者が率いる企業を買う」という最も真似しにくい投資行動が、買われた側の言葉として恐ろしく詳しく述べられていることにある。ボスも部下も共に誠実かつ優秀だったら当然のように強力な信頼関係が生まれる。業務のチェックなんてほとんど要らない。事業の資質が良ければ好きなようにやった結果として大きな利益がついてくる。この効果を突き詰めた会社としてのバークシャーの姿が見えてくる。買われることによって被買収企業の経営陣がIRや資本配分に煩わされなくなることの強みもわかる。

本書の多くの経営者からは、「金のためではない」「正直が一番」「顧客の幸せのために」「従業員は家族」「株主への責任を負う」という趣旨の言葉が発せられている。これらの言葉自体はちっとも珍しいものではないが、きちんと達成していることは凄い。大抵の組織なら、正直だったら儲からないとか、客や株主ではなく上司の機嫌重視とか、従業員は切り捨てとか、仕事をするのは偉ぶるためとか、何か大きな問題があるだろうに。

バフェットの株主総会 バフェットの株主総会
ジェフ・マシューズ   エクスナレッジ   エクスナレッジ   黒輪篤嗣  
他のバフェット本では知りえなかった問題点を浮き彫りに
他の企業では類を見ないほどの規模と人気を誇るようになった
「世界一の投資家」ウォーレン・バフェット氏率いる
投資持ち株会社バークシャー・ハサウェイの株主総会。

過去のバフェット本ではあまりスポットライトが当てられてこなかった
同社の株主総会の様子を、
著者自らが参加した2007年と2008年の総会の体験を
臨場感そのままに描き出しています。

バークシャーの総会名物となっている質疑応答セッションで
株主からの質問に会長のバフェット氏と副会長のマンガー氏が答えていく様子を
まるでその場で聞いているかのように楽しめる構成になっています。

また読み物として楽しめるだけでなく、
これまでのバフェット本ではあまり取り上げられてこなかった
バークシャーの抱える問題にも疑問を投げかけています。

かつてバフェット氏自身が株主への手紙の中で、

「他の株主総会とは違い、つまらない質問や自己中心的な批判などは
いまだ経験したことがありません。
出される質問はビジネスに関する多岐にわたる思慮深いものばかりです」
と評した同社の株主総会は、
いまやバフェット氏見たさや、同氏に教えを授かりたい者達の集まりになっていて、
同社の事業に関する質問は著者が参加した2年間でも数えるほどしか出なかったといいます。

また、バークシャーのかつて高い収益を誇っていた子会社の中には
成長を遂げられず逆に時代の変化とともに衰退していったものも多くあり、
バークシャーが子会社から収益を吸い上げすぎているのでは、といった懸念や、
バークシャーがあまりにもバフェット氏に依存している現状から、
同氏が去った後の同社の行く末にも懸念を投げかけています。

バフェット氏とバークシャーの良い点を褒めちぎるばかりではなく、
負の側面にも光を当てて問題提起したという意味では、
数あるバフェット本の中でも高評価に値すると思いました。
2009年の株主総会は???
「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏率いる
バークシャー・ハサウェイ社の2007年と2008年に行われた
株主総会の様子を実況中継のように描いた読物です。
5時間に及ぶ株主総会の質疑応答の模様だけでなく
株主総会が開かれる週のオマハの様子、会場の雰囲気
株主総会に併せて行われるイベントなど
まさにその場の様子が伝わってきます。


正直、目茶苦茶おもろいです。



2008年はサブプライムの影響が出始めている状態でしたが、
2008年の株主総会以降でさらに影響はおきくなっており、
バークシャー・ハサウェイ社の株価もご多分に漏れない状況です。
さて、本書の続きとなる今年(2009年)の株主総会と
バフェットとチャーリーの様子が見てみたい。


バフェットに言わせれば、今は絶好の投資機会なのでしょうけど・・・。

バークシャーハサウェイを知る
バフェットに関する本を数冊読みましたが、彼の運営するバークシャーハサウェイについてのイメージはなかなか得ることが出来ませんでした。

この本では、年に1回開かれるバークシャー・ハサウェイ株主総会を丁寧に描いています。かなり臨場感があり、自分も会場にいてバフェットとマンガーの二人がやり取りしている様子が目に浮かぶようです。著者のブログにいくと会場の写真も見られたはず。自分も行きたいと思っていましたが、この本を読むことでまさに参加した以上のものを得られたように思います。

もともとはブログへの投稿から出版となったものですので、客観性とか裏づけについてはどこまで取られているのか不明。ブログの旅行記を読むような感覚で読むことをお勧めします。そうはいいながら、かなりの部分著者の解釈・意見には納得。

バフェット、バークシャーを知りたい人には必読の書です。

p.s. どなたかも書かれていましたが、翻訳もいいですね。とても読みやすい。
世界一の富豪の実像
わずか一代でビル・ゲイツを凌ぐ世界一の富豪となった”究極のバリュー投資家”ウォーレン・バフェット氏が経営する投資会社の株主総会実録。 
400ページに及ぶ大書だが、翻訳も良く、すらすら気楽に読める。
単なる”バフェット称賛”だけでなく、批判的なコメントもあり、バランスが取れている本。
バフェットとバークシャーの本質に迫る一冊
全世界から3万人もの人が集まる株主総会。日本からは参加するのも難しく、その内実を知る人は少数であろう。しかし、この本では、著者が参加した07年と08年のバークシャーの株主総会が克明に描かれている。

そこで交わされる株主からの質問とバフェット、マンガーによる返答。また、株主総会に集まる人々の熱気や雰囲気などがリアルに書かれているので、その世界に引き込まれずにはいられなかった。

この本では最高投資責任者としてのバフェットとともに最高経営責任者としてのバフェットの姿も多く描かれている。そして、他のバフェット本と大きく違う点は、相棒であるチャーリー・マンガーに関する記述が多いこと。そして、バフェット(バークシャー)の矛盾点、今後の問題などについて書かれている点である。

総合的に見て、今まで知ることができなかったバフェットとバークシャーの一面を知ることができる良書であることは間違いない。そして、私もこのバフェットとマンガーによる株主総会というパーティーに参加したくなった。


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