最高経営責任者バフェット~あなたも「世界最高のボス」になれる (ウィザードブックシリーズ)
今までにないアプローチでバフェットの投資の真髄を教えてくれます。
経営者であるバフェットを知ることのできる本です
今までに書かれたバフェットの本というと、「世界で最も優れた投資家」とか「ビル・ゲイツに次ぐ金持ち」というように投資家としてのバフェットを紹介した本ばかりでした。本書は「経営者」としてのバフェットに焦点を当てているところが他のバフェット本とはまったく異なっています。バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイの傘下の経営者を詳しく紹介しています。バフェットが投資家としてだけでなく、優れた経営者であることを知ることのできる貴重な1冊です。
バークシャー・ハサウェイを知る最良の書
あまりにも有名なウォーレン・バフェットについての本です。投資法よりもバフェットの人となりに重点が置かれている構成で、いままでにないタイプの本です。そして真の投資、企業文化と事業の継承について教えてくれる本です。
そして今までにないのがバフェットのみならず傘下の企業のCEOたちにも大きく迫っていることです。これはバフェット本では初めてではないでしょうか。驚くのはバフェットがその企業を買収しても、CEOは買収前と変わらず以前と同じように企業経営していけることです。バフェットは人に投資しているのかもしれません。とにかく盛り沢山の内容で多くを学ぶことができます。投資家のみならず、全てのビジネスマンにお奨めできます。
字幕版ビデオ ビルゲイツとバフェット
本ビデオは、1999年、シアトルのワシントン大学で行われた2人の対談をまとめたものだ。もともと日本経営合理化協会が日本語吹き替え版で出していたビデオを、今回 Amazon.co.jp のために字幕版にして再発行したもので、2004年4月現在、ほかではほとんど入手できない。
本編は、ビジネススクールの学生たちの質問に2人が答えるという流れになっており、ビデオからでも学生たちの熱気あふれる様子が伝わってくる。著書や講演などで時折登場するゲイツとは異なり、バフェットの方はめったに表舞台には顔を出さない。バフェットの優れた投資哲学や手法を他者が記したものは数多くあるが、人生哲学や成功哲学について、本人が直接語るのを目にする機会は、ビジネススクールの学生でもない限り、このビデオを除いてほとんどないのではないだろうか。
対談のなかでバフェットは、「才能のある人々がその能力を発揮できないのは、習慣や性格、考え方が邪魔をして合理性を発揮できないから」と述べている。成功するための考え方を述べた部分も秀逸だが、成功を「望んだものを手に入れること」幸福を「手に入れたものを楽しむこと」とズバリ定義した点も目からうろこが落ちる。
一方、ビル・ゲイツの方は、幼少のころ、両親から受けた影響について語りながら、好奇心を育み、ビジネスの成功につなげる方法を教えてくれる。専門家として成功したい方、また起業を志す方にとっては大変興味深い部分だろう。
単に金銭的に成功するだけではなく、本当に人生を豊かに、実りあるものにするためにどうすればよいかを本人たちが直接語ってくれる点が、本ビデオの最大の魅力であろう。安い買い物ではないが、繰り返し見られることやこの対談の希少性、そして自分の人生に与える影響を考えれば、決して惜しくはないはずだ。(土井英司)
起業で成功した先輩に薦められた
“大志を抱くなら、一流に学ぶのが近道”と、今年IPOも実現させたゼミの先輩に薦められた。
今でも時々、応援歌を聴くかのごとく視つづけているという。
ビルゲイツもバフェットも、神経質なイメージの業界での代名詞的存在でありながら、
実際は、共通して「ネアカ」を成功の哲学にしていることに驚く。
「尊敬できる人たちと楽しみながら仕事をする。それが成功の秘訣だ」に始まる、
2人の生き方の極意の数々に圧巻される。
高価な教材なので、先輩の薦めが無かったなら検討さえもしなかったろう。
成功ハウツーを学びたい向きには、過大な出費かも知れないが、
人生観や使命感について思い巡らしている時期なら、
充分それに見合うヒントと勇気を得られる内容だと、素直に思う。
3万円は高いでしょうのか?
一番ネックになるのがお値段だと思います。
中身は当然英語でのおよそ1時間のビデオと
そのやり取りを文章化したサブテキストです。
ちなみに英語は割合聞きやすく、
日本語の字幕もありますので内容の理解は十分でしょう。
内容はアメリカの議論のやり取りがよくわかります。
まじめな内容に冗談を織り交ぜて進行します。
私の個人的な感想はためにはなりますが
自分に生かせるものがあまりないなというものです。
話の対象がビジネススクールの学生たちであり、
アメリカで経営者を目指す人たちだからだと思います。
お値段と内容からしまして特殊な人向けのビデオだと思います。
バフェットからの手紙 - 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル
全5章を通じて、事業内容が理解できる、長期的な業績見通しが良い、経営者が有能で信頼できる、魅力的な価格で買うことができる、というバフェットの投資基準の重要性が、実際の投資事例を用いて説明されている。また、繊維会社への投資といった失敗例も多く取りあげられ、その中から「まずまずの企業をすばらしい価格で買うよりも、すばらしい企業をまずまずの価格で買うことの方がはるかに良い」、「乗り込んだボートをいかにうまく漕ぐかということよりも、どのボートに乗り込むかということの方がはるかに重要」というような投資哲学が形成されていった過程がよくわかる。
また、彼自身投資家であると同時に経営者であることから、ユニークな視点から的確に事象を分析し、実践しているところが興味深い。支配権を得た買収でも経営の自主権を認めたり、ルックスルー利益という概念を持ち込んでいるのもこの現れであろう。一方、多くの経営者が配当を低く抑え株主の利益を損ねている、ストックオプションは株主にとって高いコストとなっている、無節操な企業買収で株主は高い買い物をしている、企業会計にはペテンが多いといった彼の批判は、投資対象選別の基準としてぜひ学んでおきたい。
全体としては「手紙」を編集した随筆のような構成なので、やや冗長なところがあるが、一気に読むのではなく、時間をかけて彼の哲学を理解するにはちょうど良い。(河野幸吾)
経営や投資をするなら必読
バフェットが書いた長い文章の中で,現時点で日本語で読める唯一のもの.株主宛の膨大な量の手紙をトピックスに分類したりまとめたりしたものとなっております.翻訳に一部難がありますが,元々の内容の良さからしてそれは些細なものと言えましょう.ざっと一気に読むことのできる本であるとともに,少しずつ考えながらじっくりというのが正しい読み方の本であるとも言える.ものすごく勉強になります.
もちろん投資と経営の話が中心なのですが,小手先の技術よりも,賢明な株主の立場を代表する形での誠実な経営とはどのようなものかとか,会社のオーナーがとるべき態度とか,そのようなことを深く学べる文句なしの良書です.他にも財務諸表の裏を読むためのノウハウなんかも色々と説明されていて,素直に決算書を読める人にとっては即効性のある教えも得られることでしょう.例えば,財務諸表に現れる数値や自社株買いなどの行動から定性的な判断を介在させて企業価値を見積もる方法も,真似できるのは一部だけですが,紹介されています.
もう一つ見逃せないのは,誠実ではない経営者や投資関係者に対して,容赦のない批判を説得力をもって浴びせていることです.その一方で,日本のマスコミで金の亡者と言われている行為の一部については,場合によっては正常な行為であることなんかも説明されています.
さらなる高みへ・・・・
経済的土台の無い人が読んだ場合でも、まじめに必要以上欲張らずにって印象で読めるかと思いますので、初心者にも読んで欲しいです。
しかし1番は、知識の土台がある人にです。
お勉強をせっせとして、会計やファイナンス理論やらを学んで、さらに達人、賢者への道を開いてくれるかもしれません。
わかっていな人が、ただ本質は・・・といっても役には立ちませんし、学問的に分かっていても、結局役には立ちません。
レベルの高い人でも、なにか足りない悟りを開いてくれる本になるかもしれません。
どの道でも本当の達人は何か本質的なものが見えると思いますが、まさに、投資・企業・会計などに関しては、バフェットは本質が多分世界中のだれよりも見えていることが実感できます。
レベルの低い人が、会計は実は企業の姿の本質ではないといったところで、基本の会計自体がわかっていないと意味がないですね。
その上の上のレベルでものを言っているお言葉を頑張って、体で感じ取りましょう。
良い本ですが訳にやや難あり
世界一の投資家であると同時に経営者でもあるウォーレン・バフェット氏。
その独特の立場から投資観・企業統治観が綴られている一冊です。
バフェット氏が経営するバークシャー・ハザウェイ社の株主に向けて
毎年のアニュアル・レポートの中で書いている手紙を編纂した文章なので、
他者が書いたいわゆるバフェット本よりも、
氏の経営者としての視点が浮き彫りになっていると思います。
企業買収も市場での株式投資も、同じ長期的な視点に立った見方は、個人投資家も見習うべきだと思います。
問題は訳にやや難ありな点と、文章の背景を知らないと理解しづらい点でしょうか。
意味が不明瞭な箇所や、専門用語の訳が誤っていたりするようです。
英語に自身のある方でしたら、バークシャー・ハザウェイ社HPで公開されている
過去の「会長の手紙」の原文も併せて読まれることをお薦めします。
その通り。
買ったら一生うらない。
その会社の株を買うことはその会社の一部を所有すること。
すばらしい。
この価値観はデイトレードを否定する。
我々は社会に付加価値を生み出すことでしか、いきていけないと思う。
人類の遺産
バフェット本人の言葉で彼の企業経営に対する考え方、哲学がよくわかる。バフェット本の定番という帯のタイトルはあながち嘘ではない。
流行のデイトレードでせっかちに利ざやを稼ぐやり方を効率的なやり方だと信じる人には退屈な本だろう。しかしここには真の「投資」とは何かが書かれている。
バフェット投資の真髄
本書の第1章~3章では、グレアムやフィッシャー、マンガーとの出会いに始まり、バフェットがいかにして投資家としての能力を身につけていったのかが克明に記録されている。3人の投資理論のエッセンスを手っ取り早く学ぶ良い機会ともなる。
第4章からは、バフェット流投資術の秘密に迫る。12項目にわたるバフェットの原則と、それを当てはめて成功したコカ・コーラ社への投資例が紹介されている。さらに、第5章ではバフェットが行ったフォーカス投資とその是非について、第6章では「ポートフォリオを構成する銘柄数を少なくしていくと、市場の収益率よりも高い収益率を生む確率が高くなる」というフォーカス投資の有効性を裏づける興味深い分析結果も示されている。
第6章までを読めば、バフェットの投資理論のエッセンスは理解できるが、本書はそれだけでは終わらない。理論を実践するには強靭な精神力が必要だ、ということで、バフェットやマンガーの言葉を引きながら投資において重要な心理的側面が語られているのである。
そして、第8章では、バフェットが挑まなかったハイテク産業にバフェットの原則を応用する試みがなされ、さらに今後訪れるチャンスについて言及されている。優秀な投資家であり経営者、バフェットについて知りたい人はもちろん、バフェットの投資理論を実践に生かしたい人にとっても有意義な1冊である。(土井英司)
僕の読書目的には不適当でした
訳文がいかにも翻訳調で、なんども睡魔に襲われました。この程度のページ数なら1〜2日で読破するんですけど、この本は5日もかかりました。
この本は、投資参考書でなくバフェット氏の人物論だと思います。バフェット氏の研究には良いかもしれませんが、読後すぐに投資に役立つとは考えにくいです。
ですから、投資に対する考え方を学びたいという意図で読むのであれば、ちょっと遠回りすることになると思います。
僕は自分の投資方法や考え方を再点検するために、この本を手にしたのです。
その読書目的からは失敗だったと思います。
しかし、バフェット氏の人物像を知りたいという意図なら☆5個だと思います。
バフェット氏について幅広く書かれた良書
この本はタイトルが「バフェット投資の真髄」ですが、内容は
バフェット氏の生い立ちから彼の一般的な投資哲学はもとより
彼に多大な影響を与えたとされるベンジャミン・グレアム氏
などの紹介から、巨額投資したコカ・コーラ社の歴史と背景、
彼のバリュー投資に対極するモダン・ポートフォリオ理論に関する
解説、同じ投資スタイルを持つビル・ミラー氏などの紹介、
株式投資に関する心理的な面までとても幅広くしかも
詳細に書かれています。バフェット氏に興味を持たれた方で
まだ彼の著書を読んでいない方には特におすすめです。
ただバフェット氏の投資に関する実践的な内容が知りたい方は
「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」の方がよいと思います。
要旨だけでないところがおすすめ
この本は要旨の部分は灰色で明記されています。しかし、具体的な例や、場合によっては数値も、本文には載っています。また、バフェットという人についての認識を書いている本でもあり、アメリカの長者番付でも上位になる投資家はどういう人であるかを見ていく本として有効と思います。
オーナーとしての視点
バフェットの1年の成果はどれだけ株価が上昇したかではなく、
その会社がどれだけの収益をあげられたかであり、
投資目的は10年後のオーナー利益(営業CF−投資CF)を最大化にすることだそうです。
今までの投資でそんな考え方をしたことがありませんでした。
バフェットのような長期投資を考えている人には、「価値」のある本です。
バフェット本の決定版
これまで出ているバフェット本の中で1番読みやすく、投資の王道が理解できる最良の教科書だと思う。
”選び抜かれた企業の株を、長期間フォーカス(集中)投資する”。投資家はこの言葉を心に刻み、証券分析(株価分析ではない)行っていかなければならない。
個人的に、この本と『億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術』を読めば哲学と実践、両方十分に学べると思う。
マンガ ジム・ロジャーズ ―冒険投資家に学ぶ世界経済の見方 (講談社+α文庫)
図解 株で億万長者になる!「バフェット式」投資ノート
新賢明なる投資家 上~割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法~《改訂版――現代に合わせた注解付き》 (ウィザードブックシリーズ)
マンガ バフェットの師匠と相棒
バフェット投資の王道
何か他にバフェット本は無いかなという人は読んでもいいかもしれません(自分自身は後者です)。
・株式選択については、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」
がより詳しい。
・経営哲学、投資哲学については、「バフェットからの手紙 - 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル」
の方が、よりバフェット本人の言葉を多く含んでいます。
・この本での重要なキーワードの一部
安全余裕度、複利、自分が理解しているものだけを買う、ミスターマーケット、メインストリート、
ルックスルー利益、グレアム・ドッド・フィッシャー、たばこの吸い殻の投資、間違いを認める、嘘をつかない。
世界最高の投資家を学ぶバイブル!!
株そのものを学ぶのではなく、株世界一の人物の価値観を学ぶには最も適しているだろう本。
この手のものはどれが真実であるかわからないところがあるが、本書ではわりと冷静な立場からバフェットという人物を捕らえ、ルール化している。
最もそれが表れているのは、8章の「バフェットの間違いに学ぶ」だろう。数少ないバフェットの犯してきた間違いにも言及し、その対処法などに触れている。
チャートなどの話は一切なく、本当に読みやすい本。バフェットの投資哲学、ひいては人生哲学を知る上で重要な一冊。
株式投資を始める人、大きな投資を行なおうと考えている人、初心を忘れてしまった投資家の方は是非読むと良いだろう。
ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
本書は、そのファンドマネジャーの座を降りた直後の1989年に出版された原書『ONE UP ON WALL STREET』の邦訳である。翌年の1990年に日本でも出版されたが、2000年を期に「ミレニアム版への序章」が新たにつけ加えられて再出版された。その序章で「アマチュアの強み」が述べられていることからもわかるが、本書はリンチが個人投資家に向けて「基本的な情報と勇気を与えるため」に書いたものである。プロの投資家として成功の秘訣を余すところなく語る一方で、プロが買う株や市場の噂に惑わされず、アマチュアの優位性を遺憾なく発揮した投資法を説く。
そのなかでリンチは、「ピーター・リンチや他のプロが買っている株は無視しろ」と、ものすごいことを平気で言う。同様に「株で金儲けをするのに株式市場全体の予測をする必要はない」など、率直なアドバイスとその理由を明快に語る。また、投資の対象は、単純な事業をやっていて、退屈な名前ほどいいと言ったり、株式に成功する人を遺伝や環境のせいにする人について、「私の寝た揺りかごの上に株価ボードがあったわけではない」と言ったり、ユーモアのある話ぶりには飽きるところがない。
本書は「投資を始める前に」「有望株の探し方」「長期的視野」の全3部からなり、株の判断に役立つ数字の解説や株の分類による株動向のとらえ方、情報収集のポイント、ポートフォリオ、売買のタイミングなど、投資の基本から実践的な内容までが並ぶ。
ただ、本書はアメリカ市場に基づいているため、リンチの投資法をそのまま日本市場に当てはめて考えるわけにはいかない。しかし、本書から得られる投資の基本的な知識、考え方、心構えは普遍的なもので示唆に富んでおり、初心者だけでなく、ある程度経験を積んだ投資家にとっても得られるものは多いはずだ。(大角智美)
参考書としてよりも、読み物としてどうぞ
"『ONE UP ON WALL STREET』邦訳の再版本。
はっきいって、ウォーレン・バフェット関連本の方が
実際の投資の参考になると思います。
しかしながら、真っ当な投資関係の読み物の中では、
読み物として、この本が一番面白かったです。
株の投資の基礎を学ぶ、
一部のアメリカ人投資家の考え方を学ぶ、
古き良き時代のアメリカ株式市場を知る、
そういった目的ならば、興味深く読めます。
蛇足ですが、昔の勤めていた会社の上司が、
日本株の営業マンだった時、来日したピーターを接待した折、
わざわざ缶コーヒーを何本も買いに行かされたそうです。
ピーターはそれを飲んで、曰く、
缶コーヒーという商品は良いと言って、
日本のコカ・コーラの株(当時のボトラー)
の買い注文を出したとか。
好きなタイプはどなたですか?
ありとあらゆる株を購入し利益を上げてきたピーター氏の投資原則と実例を合わせて紹介してる本。私はその中で出てくる低成長株(割安株)が好きですね。ここがまともに選択出来るようになってから成長株とか優良株に手を出せるんじゃないのかなと思います。
ピーター氏が述べている、「ストーリー」、企業の将来像は大切だと思うけど、正直あんま私は信用してないです。成長ではなくどんな逆境でもやってける企業が欲しいので。どこまでの負荷に耐えられるか?そっちに走ってしまいます。あっ、これもある種のストーリーですね。考えてみると。
バリュー投資の最右翼
「株を底値で買えるとは思ってはならない」「ナイフが地面に突き刺さり、しばらく揺れ動いた後、しっかり止まってからつかむのが正しいやり方」「くだらない安い株は、くだらない高い株と同じように、下がればとても危険」。
徹底してバリュー投資の立場から書かれた本である。もうしばらく前の著作ではあるが、バリュー投資に関心のある方には一読の価値があるだろう。3部構成となっているが、中心は第2部「有望株の探し方」である。しかも、狙いは「テンバーガー(10倍上がる株)」である。
「調査なしの投資は、カードを見ずにポーカーをやるもの」という指摘が本書の肝だろう。「株で金儲けをするのに株式市場の全体の予測をする必要はない」とまで言い切っている。
最右翼のバリュー投資家の考えをまとめたものだから、違う立場から異論を持つ人がいるのも当然だ。ただ、だからといって読む価値がないと考えるのは正しくない。啓示に富んだ、投資のベテランのノウハウや哲学が詰まった良書である。
趣味の問題
長期投資の本だけど、長期投資というもの自体、「良い株は上がる」、「長期で持てば必ず上がる」、「買ったら持ちっぱなしにする」、「身近で良いと思ったものは上がる」という感じで、??と思うようなことが書かれている。
優良株は上がる→事前にどうやってわかるの? しかも、それって「良いモノを作っていれば売れる」って思っているメーカーと同じじゃない? 良いモノを作っていても、需要が高まらなければ株価は上がらないわけだけど、優良だけどずっと放置されている銘柄もあるよね。それをどうやって事前に見分けるの?
大恐慌以降、小型株は60年間割安で放置されてましたが何か?
空売りは損失が青天井って、そりゃストップロスをかけてなきゃそうだろうけど・・・ それって単にその人のマネーマネジメントができていないだけでは?
うーん、なんか株を始めたばかりの人がマネー雑誌(あるじゃんとか)を読んで、そのままそれを信じちゃったみたいな・・・ さわかみ投信を信じる!みたいな。
20年後上がってなかったらそのリスクってすごい高いと思うけど。
やっぱ、自分はシステム投資が性に合うなと思った。
入門書として最適
ピーターリンチのいいところは、銘柄選びで成長ストーリーや“わかりやすさ”、
身近なところから探す、買い続けなければならない製品など、個人でも実践しやすいことを
重視している点です。
(これらはあのバフェットも重視している点です)
それは、「典型的なアマチュア投資家が、プロのファンドマネージャーに対して
優位性を持っていることについて、私の確信はいささかも揺らいでいない」
という彼の言葉にも象徴されています。 この本には個人が勝つためのヒントが
数多く収められているので、とても参考になるでしょう。
この本を気に入られた方には、より理解を深めるためのバフェット関連本もお勧めします。